ジェンダー漫画 入賞作品

    大賞 3点

    「金婚旅行」
    東京都:中原静子
    選評
    愛するふたり、体力の変化に応じて支え合えば常にハッピーのはず。そんな作者の優しい思いが表現されている作品です。困ったときはお互いさま。性別にこだわらず、いつまでも相手への思いやりや信頼を大切にできる関係でいたいものです。
    「子育てはお父さんの協力夫婦で成長」
    島根県:槇野千晶
    選評
    「赤ちゃん=おっぱい=お母さん」と乳児は母親とセット感覚で思われがちですが、子育ては母親でなければいけないということはありません。父親も参加して、子どもと一緒に成長していく、温かい家庭の雰囲気が伝わってきます。
    「無題」
    三重県:小田高博
    選評
    女だからという理由だけで、お茶くみをさせられている女性の側の怒りが、ユーモアたっぷりに表現された作品です。性別に関係なく、個人の能力が公正に評価される職場、お茶くみも男性とともに分かち合える職場であって欲しいですね。

     

    入選 10点

    「無題」
    埼玉県:山本恵美子(仮名)
    作者のコメント
    子供の授乳はいつもトイレでした。人前でやれば男性から「きもち良くて子供落とすなよ」と言われた事がありました。ある日ホテルのレストランで「授乳室はどこですか?」ときいたら「となりにトイレがありますよ」と言われました。授乳しない母親が増えている理由がよくわかりました。
    「性差役割分担」
    千葉県:川田朋彦
    作者のコメント
    家族とは、男性、女性、大人、子供関係なく、一人ひとりがいろいろな役割をもち、助け合いなりたつことを伝えたく、この漫画を製作いたしました。
    「無題」
    島根県:角 純二
    作者のコメント
    男だから、女だからということで、つらい目に合ったもの同士が、なぐさめあい酒を飲むうちによっぱらい、結局また口論になってしまうという堂々めぐりをマンガにしてみました。
    「夫婦茶碗」
    京都府:油利貴芳
    「無題」
    島根県:嘉藤裕美
    「ITの時代」
    島根県:狩野志門
    「プロポーズ」
    岐阜県:多賀由美子
    「無題」
    島根県: 千原八重子
    作者のコメント
    書いたマンガの様に、妻は限りなく仕事があるものです。ちょっと風刺を込めて書いてみました。
    「無題」
    宮城県: 川端ちひろ
    作者のコメント
    2時間半、集中して描きました。家族を見直すきっかけになれば幸いです。
    「無題」
    島根県:太田一紀
    作者のコメント
    2時間半、集中して描きました。家族を見直すきっかけになれば幸いです。